2011年09月12日
被災者を救援する「個人版私的整理ガイドライン」につて
8月22日より東日本大震災で被災して債務を返済できなくなった人を対象に、自己破産や法的整理をせずに 債務整理を進め、生活再建を目指す「個人版私的整理ガイドライン」の申請受付が始まりました。
わずか1週間で600件を超える被災者からの相談が寄せられましたが、この「個人版私的整理ガイドライン」が そもそもどんなものなのかをご存知でしょうか?
「個人版私的整理ガイドライン」は法的整理とは違い悪魔で「私的」な「整理」を円滑に進めるための 「ガイドライン」に過ぎません。
まず「法的整理」について知っておきましょう。 「法的整理」は裁判所を介することで借金を一部、または全額免除してもらえる手続きのことです。
自己破産や民事再生がこれに当たり、弁護士や裁判所の力を借りれることから強制力が強いです。
一方の「私的整理」は任意整理(過払い金返還請求)など裁判所を介さず個々の話し合いをベースとした 手続きのことを指します。
こちらは裁判所が直接命令を下すことが無いので強制力が弱いのです。
今回のガイドラインではこの強制力の弱い「私的整理」に関する法律までは変更することは出来ませんが 一定のルールを作り、手続きを柔軟に対応できるようにすることができます。
今回のガイドラインで注意していただきたいのは誰でも利用できるわけではなく、被災者の方が対象です。ただし、東北地域のような直接被害を受けられた方だけでなく、東京や他の地域でも地震の影響でマンションや マイホームが倒壊したなどの場合でも適用される場合があります。
わからないことがあれば下記ウェブサイトより運営委員会に直接相談をすることをオススメします。
[一般社団法人・個人版私的整理ガイドライン運営委員会]
http://www.kgl.or.jp/
また電話で相談したい方は「個人版私的整理ガイドライン運営委員会」というのが発足されましたので 被災者の方で多重債務に苦しんでいる方はコールセンターより一度相談してみてはいかがでしょうか?
■コールセンター0120−380−883
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